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高森町 研修センター「森の家」改修基本構想

◇概算費用は外構含め約5億円

 下伊那郡高森町は、町民研修センター「森の家」の改修基本構想を1月6日の町議会全員協議会で示した。
 改修概算費用は、改修本体(建築のみ)4億4944万円、外構約5000万円と試算した。
 計画は優先度に応じ2段階の内容に区分。優先度の高い工事だけで3億4326万円が必要になる。主な工事は、宿泊室全室の内装改修と可動式のユニット家具の設置に4450万円、外壁断熱化のリニューアルと既存アスベスト対策に4190万円、合併浄化槽の新設(建物間の管路・放流管)に3850万円−など。準優先の工事は概算1億0618万円。主な工事は、宿泊棟のエレベーター設置に2500万円、空調・換気設備の設置に2202万円、宿泊棟1F部分への鉄骨造り屋根の増設等に1200万円−など。そのほか、駐車場の増設や広場東側の伐木などの外構工事には約5000万円を見込んでいる。
 改修については財政面を考慮しながら検討を進める。いずれも、改修する際には実施設計の段階で精査する方針。今後は、国の補助金が見込める段階で実施設計に着手する。
 改修の前提条件には、◇維持管理コストの低減のため機能集約とコストの重点配分を行い、冬季等の独立運用が可能な施設づくりであること◇建設コストを抑えるため、宿泊定員を100人から80人に見直し、既存建物の中で機能充実を図ること−などが掲げられている。
 研修センター「森の家」は、1975年築の宿泊棟など6棟で構成しており、延べ1518㎡の規模。構想では、現状の簡易宿所をベースに「関係人口づくりの拠点施設」として再生させ、町の持続的なまちづくりに寄与することを目的としている。
 町は今後、1月中にホームページで基本構想を公表し、意見を募集する方針。
 基本構想策定業務は、アーキディアック(松本市)が担当した。
【森の家の概要】
 所在地=高森町山吹2365
 敷地面積=1万4734㎡
 施設概要=宿泊棟:RC造3F、延べ1078㎡(2013年耐震工事) 食堂棟:S造平屋、延べ236㎡(2014年調理室改修) 浴室棟:RC造平屋、63㎡(2013年改修) ボイラー室棟:CB造平屋、延べ12㎡(2017年熱源・ろ過器更新) トイレ棟:CB造平屋、延べ14㎡(2013年改修) 渡り廊下棟:S造平屋、112㎡

[新建News中南信版1月8日号抜粋]

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