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長野県/建設工事の入札制度改定説明会の第1弾

◆失格基準引き上げ、WTО低入基準、地域貢献
◆資材積算は公告日から起工時適用に変更
◆週休2日ICT活用評価は来年4月検討

 長野県建設部は、建設工事の入札制度改定等に係る説明会の第1回目を長野市の長野県庁講堂で6月28日開催した。内容は建設工事の◇失格基準の見直し◇WTО案件の低入札価格調査基準の見直し◇総合評価落札方式(地域貢献等簡易型)の試行◇予定価格の算出に使用する資材等の価格◇週休2日工事・ICT活用工事の取組を総合評価で評価(検討中)など。失格基準とWTО低入基準は8月1日適用、価格算出の起工起案日適用は6月20日から、検討中の週休2日ICT活用評価は来年4月適用となる。

 失格基準は上限値・下限値とも2ポイント引き上げ、受注希望型は「89.5%〜94.5%」の変動制に、総合評価方式は「89.5%〜92.0%」の変動制に、参加希望型は予定価格の89.5%に、それぞれ変更する。
 WTО案件も調査基準価格を2ポイント引き上げ、92%にする。特別重点調査の実施対象(基準)も見直し、直接工事費の90%、共通仮設費の80%、現場管理費の80%、一般管理費の30%のいずれかを下回った場合、または合計の85%を下回った場合のいずれかで実施する。特別重点85%で、調査基準価格未満の技術提案点の補正率は「78%〜92%」で推移するように改定する。これはWTО未満の技術提案型総合評価でも準用する。
 地域貢献等簡易型総合評価方式(試行)の内容は、工事成績2点、災害復旧工事実績1点、応急活動実績1点、小規模当番登録1点、除雪など活動0.5点、災害対応重機保有0.5点、対象工事の近隣本店1点(同一市町村本店0.5点)、若手技術者(40歳以下)配置0.25点、手持ち工事量マイナス1〜0点価格以外の評価点6.25〜7.25点で、価格点は92.75〜93.75点で推移する。対象工事は土木一式工事(予定価格5000万円未満)、とび・土工・コンクリート工事(3000万円未満)が対象。災害応急活動(県発注)の実績は「過去5年間」との基本条件だが、当面は「過去2年間または現年度に実績を有するもの」として運用する。
 これらは8月からの公告案件から適用する。
 予定価格の算出に使用する資材等の価格について、起工起案日に適用されている積算基準・市場単価を使用するのは6月20日以降に起工起案するすべての工事・業務から適用。建設物価・積算資料のWeb版導入は10月1以降から実施する。
 説明会では検討中の「週休2日工事・ICT活用工事の取組を総合評価で評価」も解説。「施工者希望型週休2日工事実施要領」に定める対象工事」(発注者指定型を今年度の上半期に導入予定で、これを対象工事とする予定)と「平成31年度ICT活用工事の実施方針」に定める対象工事の実績を有する技術者を加点評価する。具体的には、工事成績等簡易型の技術者Y等県に実績評価の項目を新設する。これらは来年(2020年)4月公告から適用で検討中。詳細は3月ごろ通知するという。
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 説明会の今後の日程は◇7月5日上田合同庁舎講堂(上田市)◇7月8日南信消費生活センター大会議室(飯田市)◇7月9日総合教育センター講堂(塩尻市)。時間はいずれも午後1時30分から1時間。

[新建News東北信版6月28日号抜粋]

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