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小中学校クール化プロジェクト

◆最大1595室に冷房設備整備

 長野市は、市立小中学校の夏場の猛暑対策として、普通教室などに冷房設備を整備する「クール化プロジェクト」を計画している。対象は、市内の小学校54校すべてと市立長野中学校を除く中学校24校の普通教室、特別支援教室、職員室などで、最大1595室を対象に冷房設備の整備を検討する。
 冷房設備の導入にあたっては、市場の動向や事業アイデアなどを民間事業者から広く意見提案を求める「サウンディング型市場調査」を採用。長野市では初めての試みとなる。築年数や面積がそれぞれ異なる教室ごとに、適正な室温にするための整備にかかる費用や維持経費、そのために必要な機器や設備の構成、施工方法や工期、設計費用概算などについてヒアリングを行う。
 調査実施に先立ち、市は6月1日に鍋屋田小学校で現地見学を含む事前説明会を実施する予定。参加事業者は事前申込の後、7月2日から個別に対話方式で調査内容に関する提案を受け意見交換を実施し、9月頃にその結果を公表する予定だ。参加資格は、教室などの設備整備への参画を検討する法人または法人のグループとしている。
 同プロジェクトは、夏期の猛暑対策として、普通教室などへの冷房設備の整備や環境教育など、ハードとソフト両面からの取り組みにより、室温の適正化を目指すもの。市はプロジェクトに先立ち、鍋屋田小学校で事前調査を実施している。

調査の主な対話内容
◇室温適正管理のための設備=室温を28度程度に抑えながら整備費用の最小化を図る(機器、設置費用、工事費、ランニングコストを抑える設備構成や施工方法)
◇事業方式=各学校にできるだけ早期に設備を整備しつつ事業費の最小化を図る事業方式、事業フレーム
◇その他=設備整備に付随したアイディア(グリーンカーテンなど室内で涼感を得るためのソフト面での取り組み、環境教育、地元雇用や地域貢献につながる取り組みなど)[新建新聞5月15日号抜粋]

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