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『希望が持てる建設産業を』 阿部知事が若手技術者と意見交換

 しあわせ信州移動知事室で北信地域を訪れていた阿部守一知事は5月20日、同地域の建設会社で働く若手技術者8人と北信合同庁舎(中野市)で意見交換した。

 阿部知事は、地域の建設業で働く誇りや夢、直面している悩みなど、若手の本音に耳を傾けながら「皆さんと力をあわせて未来に向かって希望が持てる建設産業をつくりた」と語った。

 意見交換に参加したのは、荻原健さん(中野土建)、、山本洋さん(同)、平澤里枝さん(塩川組)、栗林義雄さん(丸美商会)、小松健人さん(サンタキザワ)、鈴木宏典さん(千曲商事)、金井聡史さん(フクザワコーポレーション)、大谷正洋さん(藤巻建設)。決まったテーマはなく、日ごろ現場で働く中で感じる思いを、それぞれ自由に語った。

 参加した若手の一人は、災害が相次ぐ中で「自分たちが地元を守っているんだという誇りを持って働いている」と語りながら、「そんな大切な仕事であるにもかかわらず、若い人が入って来ないのはおかしい」と訴えた。女性技術者からは、「出産や子育て、家事と、実際に女性が建設業で働き続けるには、相当強い意志が必要」と本音を語った。「書類仕事が多すぎる。われわれは現場で勝負している。現場を見てほしい」という声もあった。

 若手の生の声を聴いた阿部知事は、「完成した橋などを紹介する際、行政(発注者)としても、どんな人たちが事業に携わったのか、人にフォーカスした形でPRするのもいいかもしれない」などと話した。知事は、昨年施行した県の契約に関する条例についても触れ、「県が行う契約を通じて、建設産業とそこで働く人たちに元気になってもらいたい。地域の安全、安心を守り、地域の活力を維持していく上で、建設産業のウエートは非常に大きい」と思いを語った。(新建新聞5月25日号1面抜粋)

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