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松本市 松本電鉄の上高地線「田川橋梁」復旧

◆橋脚交換など、11月中旬の着工目指す
 松本市は、8月11日からの大雨災害で被災した松本電鉄上高地線の田川橋梁などの鉄道施設について、復旧に向けた計画や11月中旬の着工を目指すことを10月28日の市長記者会見で明らかにした。

 田川橋梁の土木構造物は両岸に据えた橋台2基、および川の中の橋脚2基の計4基。上部の橋桁は3本。橋の全長は38.7m、建設年は1920年。今回の大雨による洗掘で渚側の橋脚が傾いたため橋脚を交換して橋桁を整正する。

 橋脚部分は現在設計を進めている。スケジュールは河川法の手続き完了や田川の渇水時期を待ち11月中旬から準備工事、12月から渚側橋脚および上部橋桁2本の撤去工事、松本側橋脚の応急根固め工事を行う。明けて22年1月から渚側橋脚の新設と橋桁を整正する。4月から線路の復旧工事を行い、6月中の運行再開を目指す。一方、松本側橋脚は2022年11月以降の渇水期を待って補強および洗掘防止工事を行う。

 関連で奈良井川橋梁(橋長90.3m、1920年建設)は、洗掘防止のため堆積した流木の撤去を実施した。今後は補強工事を検討する。

写真:田川橋梁(渚側から)。手前の橋脚を交換する
[新建News中南信版10月30日号抜粋]

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