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木曽川右岸道路 読書ダム~戸場はトンネル2本建設

◇和村橋は架け替えに向け設計中

 県木曽建設事務所が進めている「木曽川右岸道路(南部)」の全体計画区間(木曽町三岳〜南木曽町田立)は総延長45km。そのうち、完成供用が22.6km、事業中が11.7km、未着手区間が7.7km、19号利用区間が3km。木曽地域の安全で利便性の高い生活道路の確保や、国道19号が通行止めとなった際の代替道路としての機能を確保するほか、リニア関連道路にも位置付けられている。
 20年12月には、上松町登玉~大桑村和村(L3.2km)と南木曽町川向〜梛野(代行・L1.8km)で、供用を開始する見通し。
 整備が進む区間を北から見ると、大桑村内の和村橋(L0.4km)は、下流側に架け替えを予定。19年度に事業化し、20年度は橋梁(3径間連続鋼非合成箱桁橋、L140m・W6.0(9.5)m)の詳細設計および用地測量を実施中。今後、用地の取得を行い、順調に進めば前後の取付道路に工事着手する。

 大桑~殿(L0.7km)は、大桑村が建設を進めている「大桑橋」の前後の取付道路を県が代行で整備するもの。すでに工事着手しており、来年度に完了する。大桑橋は、木曽川に架かり、木曽川右岸道路と国道19号を結ぶ重要路線。21年度に橋と取付道路の一部が供用予定。

 大桑村殿~阿寺(L0.8km)は、20年度より新規着手し、地質調査と道路の詳細設計を進める。

 南木曽町読書ダム~戸場(L3.6km)は、トンネルを2本建設する。工事用道路と仮橋をつくるため、用地測量や用地買収を行っている。1号トンネル(L940m)は設計が完了、2号トンネル(L1010m)は設計を進めている。

 南木曽町田立(L0.9km)~岐阜県間のバイパス整備は、現在、大滝川橋の下部工(A1橋台、P1橋脚)や県境付近の測量を施工(実施中)。A2橋台は、20年度内に発注予定。道路築造工(L160m)は発注済みで、残っている道路築造の区間は約250m。

 木曽川右岸道路の未着手区間は、大桑村殿~阿寺(L1.5km、L0.9km)と南木曽町川向~田立(L5.3km)。それぞれ、ルート・整備手法について今後検討していく方針。

[新建News中南信版11月11日号抜粋]

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