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千曲市 更埴文化会館の施設復旧

◇建、電、機、昇の4分離で12月までに発注
◇内装改修や非常用電源の移設など

 令和元年東日本台風(台風19号)で浸水した千曲市の更埴文化会館は、復旧工事を2020年度末に着手する見通し。工事は今冬に建築、電気、機械、昇降機(エレベータ)の4分離の一般競争で発注する予定。

 復旧工事は主に、原形復旧を基本とし、内装の改修や地下の非常用発電機を地上に移設するほか、配水管の逆流防止や館内への水流入の防止策として、文化会館と図書館のすべての出入り口に止水板を設置する。また、復旧に合わせて避難所として使用するためのトイレ洋式化や蛇口の自動化も実施する。

 施設の被災範囲は、地下の冷暖房設備の空調設備、スプリンクラーなどの消防設備、非常用発電設備、エレベータのほか、1階の大ホール舞台と客席、楽屋などが浸水。現在、復旧計画に沿って実施設計をアーキプラン(長野市)が進めている。設完は11月末の予定。

 施設規模は、RC造2階建て、地下1階、延べ6600㎡。
 9月補正予算案には、21年度までに9億2100万円の債務負担行為を設定しており、9月7日の9月市議会一般質問で、復旧状況について市の滝沢裕一教育部長は「2021年度末の完成を目指しており、非常用発電機の発注が約8カ月かかる」との整備状況を説明した。

[新建News東北信版9月10日号抜粋]

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