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『全国建具フェア長野大会』 34年ぶりの県内開催に2万人集う

 全国の建具職人による渾身の作品が一堂に会した「全国建具フェア長野大会(第48回全国建具展示会)」が、6月27~29日の3日間、長野市のビッグハットで開催された。

 「長野に集う木のぬくもりと匠の技」をテーマに開催した同フェアには、県内外から約2万1500人が来場。繊細な組子細工を施した間仕切戸やついたて、茶だんす、机などがずらりと並び、高いレベルの職人技を存分にアピールした。

■繊細な組子細工にため息 匠の技を堪能

 同フェアは全国建具組合連合会と県建具協同組合が主催。県内で開催されたのは、昭和55年以来34年ぶり2回目。

 会場には、全国から136作品が集まった。大会前日に、計26人の審査員により、ほぼ一日がかりでデザインや実用性、材料の生かし方、技術などの審査が行われ、内閣総理大臣賞をはじめ77点の受賞作品が選定された。フェア初日の27日には、会場内のステージで表彰式が行われた。

 講評では、経済産業省製造産業局の三橋敏宏・住宅産業窯業建材課長が、「力作ばかりで選ぶのが大変だった。匠の技を見せてもらった」と語った。

 県内からは、栄建具工芸の、組子細工によって筑波山や谷川岳、利根川といった雄大な自然の風景が描かれたガラス戸「山河」が厚生労働大臣賞に輝いた。

 会場は県内外から訪れた職人のほか、家族連れなど一般の人たちも大勢来場して、にぎわった。来場者は、精巧な手仕事が凝縮された作品の前で足を止め、思わず「すごい」と声をあげたり、繊細で美しい組子細工を間近で食い入るように見つめるなどして、職人の技術を堪能していた。

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